しっぽエトランゼ

つれづれなままに日記とか

ごはん

お題「朝ごはん」

 

数年ぶりに米を買った。

炊いてない白米である。もちろんパックご飯でもない。

日曜日の朝、納豆ご飯がふと食べたくなったのだ。

 

米を研ぐ。

水を入れる。

炊飯器のボタンを押す。

 

そういえば最後に米を炊いたのはいつだろう。

ふと脇に目をやると埃被った調理器具と調味料。

塩コショウの賞味期限は2015年だった。塩コショウに賞味期限なんかあったのか…とぼんやり考えていた。

 

炊きあがった音。

湯気と炊きたてのにおい。

ご飯をよそう。

納豆を乗せる。

 

とてもおいしかった。

 

日々の暮らしの中で普通のことって案外しあわせなんだなと思った。

ちょっと大げさだけど、今までちゃんとやれていなかったことに目を向けていきたいと思った。

 

ご飯がおいしくて気づいたら一合たいらげていた。食べ過ぎである。

 

 

私の未来予想図

私の未来予想図、と言われても何も浮かばない、というのが正直な感想である。

仕事の話一つ取っても、明日から何のプロジェクトでどんな業務を担当するかわかっていない。これは繫忙しているプロジェクトの要因不足対策としてあてがわれるのが弊社では若手社員の常だからだ。

こんな状況では未来予想図どころか明日の退社後の予定も描けるわけがない。何が働き方改革だと笑ってしまう毎日である。

 

…最初から愚痴で始まってしまったが(こういうところだぞ)、未来予想図は実は一つ描いているのがある。

 

自分の気持ちや好きなことに正直に生きている未来、である。

 

(ここでドヤ顔)

 

社会人になりしばらく経つが、意外と考えていることや自分の生き方は学生時代、もっと言えば小学校、中学校時代から変わっていないことに気づいた。

当時好きだった音楽は今でも好きだし、内向的な性格も変わらない。

それでも大人になるにつれ、自分を持つこと=意志を明確にすること、好きなものを好きだと言えることが少しずつ、本当に少しずつだが、できるようになってきたと思う。

 

これからの未来どうなるかはわからない。

その分、自分をしっかり持って、大切にしていきたい。

 

(なんだか恥ずかしいですね。)

 

 

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最初このお題を見たときに思いついたのは「老後、穏やかな暮らしをして午後の日差しを浴びながらポックリ」だったのは秘密。

 

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飲み

先日、会社の飲み会があった。

プロジェクトが一区切りし、解放感があったせいか、久しぶりに記憶がおぼろげになるほどに酒が進んでいた。

家に帰ったのは覚えているが、途切れ途切れの記憶しかない。

(カラオケに入ったような気もするが、何を歌ったのか、どこでタクシーを拾ったのか覚えていない… キンプリのEZ DO DANCEを歌ったような気もする…ラップパート歌えたかな…)

 

元々酒は苦手だった。

神棚にお供えする御神酒を縁起物だから、と一口舐めただけで顔をしかめてしまうほどで、そんな私のリアクションを見ては大人たちがよく笑っていたものだった。

 

しかし今ではビールでも日本酒でもなんでも飲める。

休みの日は昼からウイスキーを飲みながらだらけて一日が終わっていることすらある。すっかりダメなオッサンの典型になってしまった。そりゃあ腹も出るわ。

 

最近の若者は会社の飲み会に参加したがらない、という話をよく耳にする。

一応最近の若者に分類される(自称)の私だが、実は飲み会は割と好きである。

 

私は内気で人見知りだが、酒の力を借りていつもより少し喋れるようになる。自分の気持ちや時には仕事のミスの言い訳まで、少しだけ話せる。

仕事では厳しい先輩もフランクに話してくれるし、普段話さないような話もしてくれる。新たな一面を知れれば、相手のことも好きになれる。

なにより、職場の輪に自分もなんとなく加われた気がして少しうれしい。

 

飲みニケーションがすべてだとは思わないが、ただ出社して退社するだけの日々でお互いのことを知れる機会はどれほどあるのだろう。

相手のことを知って、自分のことを知ってもらわないと良い関係は築けないと思っているし、そのことが自分にとってもプラスに働くと思っている。

 

古い考えかもしれないし、なるべく若手社員にはそのことを話すようにしている。

たぶんまた新入社員が入ってきたら同じ話をするのだろう。面倒な先輩だなあと思われながら。

最近

今週のお題「雪」

 

ふとした時に昔のことを思い出す。

 

仕事帰りふらふらと歩いていた。

 

今住んでいる札幌は北海道一の都市である。

当然だが、建物や電灯も多い。大きい国道を歩けば誰かしら知らない人が歩いているし、コンビニも開いている。

 

高校卒業まで住んでいた地元はかろうじて「市」の体裁を保っているような北海道の田舎だ。

数メートル間隔で並ぶ電灯が唯一の灯りで、誰も歩いていない道を一人きりで歩く。

高校時代、受験対策と称して放課後に居残りをして勉強をしていた頃。

このままで大丈夫なのか。受験に失敗したらどうなるのか。生意気にもセンシティブにくたくたになった重たい身体を引きずりながら、iPodから流れる音楽に意識を預けて家への帰路を歩いていた。

 

線路沿いを歩いて踏切を渡る。

道沿いに歩いて国道を渡って左に曲がれば実家がある。

もう少し。もう少し。

 

帰ったところで何かいいことがあるわけでも、不安から解放されるわけでもない。

だが、そこに帰りたい一心で歩いていた当時の気持ちを思い出していた。

 

大学を卒業し、社会人として気付けば7年目ももう少しで終わろうとしているが、

未だにそのような感覚がある。

 

帰る家があること、落ち着ける場所があること。

あらためて暖かい、大事な場所だと感じることができた。

 

週末は久しぶりに掃除をがんばろうと思った。

 

 

 

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そんなこんなで日記とか昔の話を書くことが多いブログになる予定です。

はてなブログにありがちないい話とか技術者Tipsとかそういうのはあんまりないと思います。あしからず。

 

(実は1年このブログ放置してたのは秘密)